住むならハイグレード住宅!基準や選び方などを選ぶときの参考にしよう!

住むならばハイグレード住宅に住んでみたいというのは、家族にとっての夢といえるのではないでしょうか。
しかし名前は聞いたことはあるけれども、普通の家とどのように違うのかいまいち分からないという人も多いようです。
そこでこの記事では、住宅の基準について言解説していきます。
読み終わったころには、価格に見合ったどういった性能が入っているのかなどを知ることができ、より良い家探しをすることができるようになります。

住むならハイグレード住宅!基準や選び方などを選ぶときの参考にしよう!

ハイグレード住宅とはこれといった基準はないものの、一般的に3000万円以上の価格帯の家を表すことが多いようです。
低価格住宅や中間世代住宅よりも設計の質が高く、その分コストも高いといった印象です。
特徴は独自のデザインや高級設備を使用したものをハイグレード住宅と呼び、職人に手掛けてもらって個性のある住宅が出来上がった人たちのことをいいます。
憧れの設計や間取りを選ぶことにより、理想にとことん近づけることができるのです。

ハイグレード住宅の定義は金額だけではない

ハイグレード住宅とは、ミドルクラスの住宅よりも高い価格帯で販売されている、高級な住宅を指すのが一般的な定義です。
ちなみに1軒あたりの本体価格は約3000万円以上、坪単価では100万円以上が相場と言われています。
もちろんハイグレード住宅の販売価格帯が高いのは、それなりの資材や設備に加え、優秀な建築士や手厚い営業サポート、さらにハウスメーカーのブランド力や設計事務所の知名度など、様々な面でコストが価格に反映されているためです。
裏を返せば、ハイグレード住宅は単に販売価格帯の高さだけではなく、このようなクオリティやグレードの高い独自性からも、その定義を導くことができるでしょう。
例えば外観デザインやインテリアなどは、一般的な注文住宅でも独自性や独創性を追求できますが、ハイグレード住宅では有名な建築家やデザイナーに依頼するなどして、一層徹底的に家づくりにこだわる傾向が見られます。
これは自由度の高い間取りや、キッチンや浴室といった設備、そして住まい全体に使用する建材などにおいても、同様の傾向があると言えるでしょう。

スマートホームとハイグレード住宅は違う?

スマートホームとハイグレード住宅は、実際にはかなり重複した部分があることも事実でしょうが、本来の意味からすると異なる概念です。
スマートホームとは特に最近になって新しく生じた概念で、インターネットの技術を駆使して住宅内の様々な設備をスマートホンから操作したり制御したりすることができるものを指します。
例えば玄関ドア、照明器具、エアコン、給湯器などはその代表的なもので、会社からの帰宅途中にスマートホンを操作することで予め部屋のエアコンをオンにして空調を入れておくとか、お風呂にお湯を張っておくといったことができるようになったりします。
一方でハイグレード住宅は必ずしもこのような操作や制御をメインに意図したものではありません。
明確な定義があるわけではないものの、設備とか内装により高品質で高級なものを用いた住宅を指すことが多いようです。
どちらも、より快適な生活を念頭においたものであることは言うまでもないでしょう。

デザイナーズ住宅とハイグレード住宅は違う?

デザイナーズ住宅とハイグレード住宅は、共通する要素も多いですし両者を同じような意味で使っている人もいますが、そもそもの意味合いを考えると当然ながら別物となります。
デザイナーズ住宅とは、有名なデザイナーとか建築家の監修を受けるなどにより、そのデザイン性に特にこだわりを持たせた住まいを指します。
別に奇抜なデザインとは限りませんが、簡単に言うと外見的にありきたりの住まいではなくて人目を引きつけるようなものと思ってもらえば良いでしょう。
実際には当然外観だけでなく内装においても同じことが当てはまります。
これに対してハイグレード住宅とは、別にデザイン性にこだわりを持っているわけではありません。
そうではなくて、例えば耐震性とか耐久性、断熱性など、住宅としての基本的な性能面で一般的な建物よりも優れている物件のことです。
最初に書いたように両者が重複するケースも少なくありませんが、本質的には異なることが分かります。

海外の建物を移築したものもハイグレード住宅になる?

住宅の購入というものは、人それぞれにとって大変大きな意味を持つものです。
そのようなことから、様々な住宅の建設や購入を行うということが行われてきています。
そのような中において、海外の独特な雰囲気を自分の国でも味わいたいと海外の建物を移築するということも行われる場合があります。
こだわりを持つ人は、移築した海外の建物をハイグレード住宅に改装するという人もいます。
海外の建物というのは、それだけで趣向を凝らしたものという風に言うことができますので、ある意味でのハイグレード住宅ということができます。
さらに高級化を行うために部材などについて輸入を行い、アップグレードするということも可能です。
この時に大切になってくるのは、関連する建設会社のデザイナーとの打ち合わせです。
全体として調和のとれた状態にするためには、デザイナーによる調整が必要となってきます。
このようなことを行うことにより、他にも存在しないようなオリジナルが住宅を作ることができます。

ハイグレード住宅を探すなら専門の不動産業者が便利

ハイグレード住宅を探している人はいますが、新築住宅ではなく中古住宅や建売住宅を探している場合、不動産業者に話をもっていく必要があります。
不動産会社は、ハイグレード住宅を扱っているとは限りませんが、最近の住宅であれば中古として出回っているケースもあります。
新築で、建築しているケースもありますので、まずは不動産会社が提供している情報を見て回ることが必要です。
自分が、この建物ならばいちど住んでみたいと感じるところがあれば、不動産会社に連絡をして中を見せてもらうのも1つの方法かもしれません。
これをすることにより、先に話が進みより具体的な内容にもっていくことができます。
そして、不動産会社に関しては、様々な種類がありますので間違えないようにしましょう。
基本的に中古屋建売を扱っているところに関しては、ドコモ情報がつながっています。
物件も、登録されているところのほとんどはどの不動産会社でも扱っていますので、担当者などをよく見て物件を購入するかどうかの判断をするのが良いです。

オンラインでハイグレード住宅の情報を手に入れよう

住宅情報を手に入れるための注目されているものに、インターネットを利用したオンライン内見会があります。
様々な技術の発展により、私たちは家にいながらにして離れた場所の住宅の見学を行うことも可能になってきました。
スマートフォンやコンピューターを操作することで、ウォークスルー機能を使いあたかも自分が住宅の中にいるような雰囲気を味わうことができるようになってきています。
このような方法のもう一つの特徴は、まだ建設されていない住宅の内見を行うことが可能であるということです。
設計図をもとに作られた3次元モデルの住宅の中を自由に見て、どのような雰囲気であるかをあらかじめ知ることができます。
このようなことは特にハイグレード住宅の場合には有効です。
ハイグレード住宅は、様々な部分についてデザイナー独自にデザインを行った内装などを使用しますので、3次元モデルやインターネットを利用した技術により、あらかじめどのようになっているかということを知ることは大切です。

都市圏よりも地方のほうがハイグレード住宅を手に入れやすい?

都市圏がイメージされやすいハイグレード住宅ですが、手に入れやすさでいえば地方のほうが狙い目となるのではないでしょうか。
ハイグレード住宅は建物だけでなく土地も重要ですが、都市圏は土地の選択肢が限られていたり、魅力的な立地は既に誰かのものになっているケースが大半です。
その点、地方は土地の選択肢が豊富で余裕がありますし、少し探すだけでも掘り出し物的な立地が見つかることがあります。
価格的にも都市圏はやや割高ですが、街の中心から離れれば離れていくほど、価格は下がり選びやすくなります。
環境を含めて価値を売り出しているハイグレード住宅は、都市圏よりも案外田舎に近いほうで見つかりやすい傾向です。
そもそも、ハイグレード住宅を選ぶ人はゆったりと贅沢な時間が過ごせる住環境を求めるので、喧騒が身近な街は選択肢から外れます。
そう考えるとニーズがどこにあるかは明白ですし、やはり探すべきは人があまり集まらないところとなるのではないでしょうか。

平均的なハイグレード住宅の金額の相場

ハイグレード住宅は、垂直的な住宅の1つかもしれませんが、この住宅を手に入れるためにはまずハイグレード住宅の相場などを確認しておきたいところです。
どれぐらいの相場になっているかは、実際に調べてみないと分かりません。
新築住宅の場合には、通常の住宅よりも高くなるため、例えば注文住宅で建築するならば30,000,000円位のお金は最低限必要になります。
もちろんそれ以上するものもありますが、結局はどの程度の装備を装着するかです。
最新の装備ばかりを装着していれば、はるかに平均を超えて高くなることが想定できるかもしれません。
金額を確認する場合でも中古の場合には、そこまで金額は高くありませんが、そもそもこのような住宅の中古が出回っているケースはそこまで多くないです。
そのことを考えるならば、はっきり言えば金額さいも選ぶことができないかもしれません。
つわり選択肢が少ないことから限られてきますので、この点も頭に入れておいた方が良いかもしれないです。

ハイグレード住宅は複数回下見に行ってから決めよう

私たちは住宅取得を行う際には、あらかじめ色々なモデルハウスなどの内見を行います。
どのようなことを行うことにより、いろいろな物件がどのようになっているかということを知ることができ、全体としての相場観を得ることができます。
このような予め調べるということは、住宅購入を行う際には大変重要です。
特に、ハイグレード住宅の場合にはこのような下見は大変大切なことになってきます。
ハイグレード住宅では、建物の外観や内装などについて製品などはほとんど使用せず、デザイナーがデザインしたオリジナルな部材を使用することが多くなってきます。
このようなことから、自分の好みが十二分に活かせるという特徴は出てきますが、それが他の住宅と比べてどのような状況にあるかということを知らないと、どの部分に自分のオリジナリティが出せるかということについての常識的なレベルを知ることができません。
自分がオリジナルであると思っていたことが、既製品でも数多くあるようなものであった場合には変更などを行う必要が出てきます。

著者:吉良優也

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
ハイグレード住宅に関する記事を書いています。
福岡でハイグレード住宅を探す